遮熱塗料のメリットとデメリットに関して
「夏の室内が暑くてたまらない…」と感じる季節になりました。
こんな時におすすめなのが 遮熱塗料です。
遮熱塗料は、屋根や外壁の表面温度を下げてくれるので、室温上昇を抑えられます!
メリット:
1. 室内温度の上昇を抑える(省エネ効果)
太陽光(特に赤外線)を反射することで、屋根や外壁の表面温度を低下。
夏場の室温上昇を抑えるため、冷房の使用量が減り、電気代の節約にもつながります。
2. 建物の劣化を軽減
表面温度の上昇を抑えることで、屋根材・外壁材の膨張・収縮によるダメージを軽減。
結果として、建物の寿命が延びる可能性があります。
3. 環境への貢献
エアコン使用の削減により、CO₂排出量の削減が期待されます。
4. 豊富なカラーバリエーション
遮熱塗料でも、さまざまな色が選べる(サーモアイシリーズは対応色が多い)ため、デザイン性も確保できます。
デメリット:
1. 初期費用が高め
一般の塗料よりも価格が高く、塗装費用全体が上がる傾向があります。
2. 遮熱効果は色によって異なる
特に濃色(黒・紺など)は遮熱効果が薄れやすい。明るい色ほど効果が出やすい傾向があります。
3. 冬場の暖房効率に影響する場合も
屋根が太陽熱を吸収しにくいため、冬場は室温が上がりにくいと感じることも。
4. 建物構造によって効果に差
遮熱塗料の効果は、建物の断熱性・通気性などにも左右されるため、必ずしもどの建物でも高効果とは限りません。
まとめ:遮熱塗料が向いているケース
築10年以上の住宅で再塗装を考えている
日当たりがよく、屋根や壁の熱が気になる
夏の冷房費を少しでも抑えたい
少し高くても“長くもつ塗装”を選びたい
おすすめ製品(例:日本ペイント)
サーモアイSi(シリコン):遮熱+耐久性◎、コスパ重視の方に
パーフェクトクーラーベスト(ラジカル):過酷な屋根の状況でもシリコングレードを超える高耐候性
サーモアイDF(フッ素):耐久性最高クラス、20年級を目指したい方に
弊社にご相談の際は、LINE からご相談できます。
弊社が用いる無機塗料に関して
日本ペイントのグランセラシリーズは、日本ペイントが開発したハイブリッド無機系塗料で、優れた耐候性、幅広い屋根素材への対応、優れた作業性、防藻・防かび性、遮熱性能といった特徴を持ちます。
https://www.nipponpaint.co.jp/products/feature/grancera/
主な特徴:
高い遮熱性能:赤外線反射率の高い特殊顔料を使用し、遮熱効果を発揮します。
優れた耐候性:フッ素樹脂塗料を超える耐候性で、長期間にわたり色褪せや劣化を防ぎます。
優れた作業性:乾燥が早く、作業効率が良いです。
防藻・防かび性:藻やカビの発生を抑制し、外観を美しく保ちます。
超低汚染性:親水性機能により、汚れが付きにくく、雨水で洗い流されやすいです。
ラジカル制御技術:紫外線による塗膜劣化を抑えることで、長寿命を実現します。
セラミックハイブリッド技術:無機と有機を組み合わせることで、柔軟性と耐久性を両立させます。
無機塗料とフッ素塗料の違いは?
無機塗料とフッ素塗料は、どちらも高い耐候性と耐久性を持つ高性能な塗料ですが、主成分や特徴に違いがあります。
■ 無機塗料の特徴
主成分:セラミックやケイ素などの無機物
メリット:
耐候性・耐久性が非常に高く、寿命は15〜25年以上
不燃性で安全性が高い
親水性により汚れが雨で落ちやすい
カビやコケが発生しにくい
デメリット:
塗膜が硬く、ひび割れしやすい
価格が高め
■ フッ素塗料の特徴
主成分:フッ素樹脂
メリット:
高い撥水性と防汚性で、美観を保ちやすい
紫外線や雨に強く、耐候性が高い
デメリット:
塗膜が硬く、ひび割れやすい
再塗装が難しい場合がある
■ まとめ
どちらも高品質な塗料で、用途に応じて選ぶのがベストです。無機塗料は「長寿命・安全性・メンテナンスのしやすさ」を重視する場合に、フッ素塗料は「美観維持・防汚性能」を重視する場合に適しています。
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